マキタ、電動工具の生産移管進める−中国工場への集中リスクを回避−

(ルーマニア)

ブカレスト発

2011年09月14日

総合電動工具メーカーのマキタ(本社:愛知県安城市)は、中国工場を含めて同社の海外生産をルーマニアに移管する作業を進めている。首都ブカレスト近郊のブラネシュティにあるSCマキタEU(設立資本金1,500万ユーロ)の工場では、2010年から一部の生産工程を3交代制にしており、雇用人数と生産量では、海外で最大の中国工場に次ぐ規模になった。欧州、ロシアへの輸出割合が高く、また黒海のコンスタンツァ港を通じて、中東や北アフリカなどの市場にも完成品を出荷している。

ビジネス短信 4e6eb74be7338

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。