安価で無尽蔵な労働力の供給に限界−激変する労働事情と政府・企業の対応−
バンコク発
2011年09月01日
アジア・オセアニアの労働市場の特徴は、労働力のタイト化、物価上昇による賃金上昇圧力、外国人労働政策・規制の強化の3点にまとめられる。バングラデシュやパキスタンにとって、海外就労者からの送金は貴重な収入源で、政府も就労を後押ししている。一方、フィリピンは専門的技能を持つ人材や知識者の海外流出に危機感を持ち始めている。労働者の受け入れ国は、リーマン・ショック以降、外国人労働者数を抑制する方針を打ち出している。長年にわたって安価で無尽蔵ともいわれたアジアの労働力に大きな変化が表れている。特集最終回。
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