テマセクの参画でイスカンダル開発に弾み−マレー鉄道用地問題解決で2国間プロジェクト始動(2)−
シンガポール発
2011年07月26日
シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスとマレーシア政府系投資会社カザナ・ナショナルは、マレー鉄道用地返還という20年来の懸案問題の解決による2国間関係改善を背景に、マレーシア南部ジョホール州で建設が進む複合開発区「イスカンダル・マレーシア」で、医療と健康をテーマにした専門区の共同開発を本格化させる。テマセクの参画に加え、イスカンダルとシンガポールを結ぶ高速鉄道の建設も決まり、イスカンダルへのシンガポールからの投資が今後加速すると期待されている。
ビジネス短信 4e2d31ca0dac0