国家賃金諮問評議会法案を下院に提出

(マレーシア)

クアラルンプール発

2011年06月29日

最低賃金制度の導入に向けて、マズナ・マズラン人的資源副大臣は6月21日、「国家賃金諮問評議会法案」を下院に提出した。成立後に最低賃金を検討する同評議会が設立され、適正な賃金水準を調査し、政府側に提案する。政府側はこの提案に基づき、最低賃金規則を制定する。最低賃金制度の導入は全体的な賃金の底上げにつながるため、日系企業も法案の動向を注視している。

ビジネス短信 4e0939f955f00

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