熱延鋼板のセーフガード調査開始−発動なら日系企業に影響大−
クアラルンプール発
2011年06月27日
国際貿易産業省は、鉄鋼・熱延鋼板類に関するセーフガード調査を5月1日に開始、6月28日に公聴会を実施する。この調査は国内大手鉄鋼メーカー、メガスティールの請願書を受けたもので、2007年から10年に鉄鋼・熱延鋼板の輸入急増で経営に打撃を受けた、と同社は主張している。日系の電気・電子および自動車部品メーカーは、日本から熱延鋼板を輸入しており、仮にセーフガードが発動された場合、生産活動への影響は大きい。
ビジネス短信 4e0402f548c10