3州議会選挙で緑の党が大躍進−日本の原発被災が影響−

(ドイツ)

デュッセルドルフ

2011年03月30日

東部のザクセン・アンハルト(SA)州で3月20日に、南西部のバーデン・ビュルテンベルク(BW)州とラインラント・プファルツ(RP)州で3月27日に、州議会選挙(任期5年)が行われた。日本の福島第1原子力発電所が被災したことを受け、反原発を掲げる緑の党が3州で大きく躍進した。直近まで原発推進を打ち出していた連邦与党のキリスト教民主同盟(CDU)は、57年間政権を維持してきたBW州で大敗し、同州では初の緑の党の州首相が誕生することになった。

ビジネス短信 4d92a49de09c0

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