原子力発電の中長期計画を見直し

(中国)

北京発

2011年03月23日

温家宝首相は3月16日の国務院常務会議で、福島第1原子力発電所の事故を受け、原子力発電の中長期計画を見直すとともに、新規の原発計画の審査・認可を暫定的に凍結することを決定した。現在、国内で稼働している原発は6サイト13基で、設備容量は1,086万キロワット(kW)と全発電設備容量の1.2%程度だが、2011年1月に開催された全国エネルギー工作会議で、20年までに8,600万kWまで拡大する目標を決定していた。

ビジネス短信 4d895364c5058

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