国有化・接収のため法的枠組みを整備−10年中に制定・改正された社会主義化関連法(1)−
カラカス発
2010年11月30日
2010年は、チャベス大統領が推進する「21世紀型社会主義」が深化した年だった。「コミューン」や「社会所有権」など憲法にない新しい社会主義概念の導入、大土地所有制(ラティフンディオ)や資本主義企業の国有化・接収を進めるための法的枠組みを整備するため、関連法の制定・改正が精力的に行われた。10年の法令改正の動きを2回に分けて報告する。
ビジネス短信 4cf44b78b0068