アルミナ工場の産業廃棄物流失事故、日系企業への影響なし−15日に避難命令解除−
ブダペスト発
2010年10月18日
アルミニウム製造販売会社MALのアルミナ工場から10月4日、産業廃棄物のアルカリ性の赤泥が流出し、近隣の住宅を濁流が飲み込む事故が発生した。軍や警察、消防隊員、ボランティアなど延べ約2,000人が、泥の除去や清掃など復旧作業を続けた結果、大量の廃液がドナウ川に流出する最悪の事態はなくなったとされるが、被害面積は約8平方キロに及ぶ。被災した住民数百人に出ていた避難命令は15日正午に解除された。日系企業の活動への影響は出ていないという。
ビジネス短信 4cbbbcfa5bcc0




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