先行き不透明感残るも最悪期は脱する−10年在北米日系企業の経営実態調査−
北米課
2010年10月18日
ジェトロは7〜8月、在米国・カナダ日系企業1,422社を対象に景況感などについてアンケートを実施した(有効回答数972社、有効回答率68.4%)。回答企業の多くは、2009年の最悪期は脱したものの設備投資や雇用ではほぼ横ばい、と様子見の姿勢にある。価格競争に伴う売り上げの伸び悩み、原材料や人件費の高騰、円高に起因するコスト上昇圧力などが課題になっているが、個別にはソーラーや風力、環境対応車など環境ビジネスの盛り上がりに期待の声が挙がる。
ビジネス短信 4cbb9b2b1f018