フォルクスワーゲン、仏山に次いで揚州にも新工場−生産拠点南下で日系メーカーに攻勢−

フォルクスワーゲン（VW）は好調な自動車販売に合わせ、2018年までに200万台だった生産計画を、2〜3年後に300万台にすると上方修正した。生産拠点を広東省仏山市のほか江蘇省揚州市にも設けるなど、日系メーカーの牙城といわれる南部地域での拡販を狙う。日系メーカーはストライキなどの影響でシェアを落としたが、一極集中のリスク回避などの面から、生産拠点の再構築が課題として残されている。