安くて豊富な労働力時代に幕−「世界の工場」に広がる賃上げ圧力(2)−

(中国)

上海発

2010年06月23日

「1人っ子政策」による若年人口の減少と内陸での就業機会の増加で、沿海東部を中心に労働力不足が発生している。求人倍率は5期連続で上昇し、大量のワーカーを抱え雇用拡大を続けてきた外資企業は、「世界の工場」の前提となってきた安価な労働力時代の終わりに直面している。シリーズ2回目は、労働市場の現状について。

ビジネス短信 4c203cf161e68

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