流通分野のブミプトラ資本規制を撤廃

国内取引・協同組合・消費者省（MDTCC）は5月12日、「流通取引サービスにおける外資参入に関するガイドライン」の改定を発表した。新ガイドラインでは、ハイパーマーケットを除いて30％のブミプトラ資本条件が削除され、外資100％が可能になる。ブミプトラ優先政策の下で非製造業分野には厳しい外資出資制限を設けていたが、2009年4月に誕生したナジブ政権は、サービス産業の外資制限の緩和を段階的に進めている。新ガイドラインは10年1月6日にさかのぼって発効した。