融資基準の厳格化に歯止め

(米国)

ニューヨーク発

2010年02月25日

連邦準備制度理事会(FRB)が金融機関の融資担当者を対象に行った調査によると、金融機関の融資基準の厳格化に歯止めがかかったようだ。しかし、融資基準の緩和には動いていないため、企業の資金調達環境は依然として厳しいままだ。政権は中小企業向け融資促進のため、金融安定化策(TARP)資金を原資にした基金の創設や中小企業庁(SBA)保証プログラムの拡充を提案するが、議会での承認が必要で、実現には時間がかかる見通しだ。

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