開放経済政策を継続−大統領選でピニェラ候補勝利(2)−

(チリ)

サンティアゴ発

2010年01月21日

大統領選で当選したピニェラ氏は、中道左派政権が進めてきた開放経済政策、中小企業への減税措置、低所得者への補助金支給の継続を表明している。中期的な課題としては、官庁や政府系企業の効率化・段階的民営化と併せ、教育の充実や技術革新振興を強調した。これらの結果、全要素生産性(TFP)を向上させ、長期的・持続的なGDP成長に結び付けたい意向だ。当地の日系企業もオペレーションに直接影響するだけに、新政権の政策を注視している。

ビジネス短信 4b57a3448e558

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