民需への円滑なバトンタッチが回復持続のカギ−10年米国経済展望(2)−

(米国)

ニューヨーク発

2009年12月11日

個人消費は雇用低迷の長期化、バランスシート調整で回復ペースは緩やかになる公算が大きいものの、財務状況にめぐまれる米国企業の雇用拡大、設備投資への対応次第では、回復は予想より強まる可能性もある。在庫積み増しや景気対策による成長率押し上げ効果が薄れる2010年半ばまでに雇用増が定着し、民需主導の回復にうまくバトンタッチできるかどうかが焦点だ。

ビジネス短信 4b209d095e3d0

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