09年第3四半期GDP、3期連続のマイナス成長−内需は回復の兆し−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2009年12月03日

2009年第3四半期の実質GDP成長率は、前年同期比マイナス1.2%と3期連続のマイナス成長となった。しかし、内需が堅調に伸びているため前期のマイナス3.9%からは改善しており、景気回復の兆しがみえてきた。農作物の不作で不調だった農業部門を除き、すべての産業部門で前期を上回る成長率となった。特に景気対策の公共投資による効果で、建設業の成長率は産業別で最も高い7.9%を記録した。

ビジネス短信 4b15f3828a6d8

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