養鶏産業の輸出が急伸−医薬品用SPF鶏卵の対日輸出も−

(メキシコ)

メキシコ発

2009年07月08日

養鶏産業の輸出が好調だ。2008年の鶏肉輸出額は前年比4.1倍、鶏卵は5.6倍に拡大し、09年第1四半期も好調を維持している。メキシコは世界有数の鶏肉・鶏卵生産国であると同時に大消費国でもあるため、消費の一部を米国などからの輸入に依存しているが、一部の養鶏業者は収益性の高い輸出市場に目を向け、アフリカやアジアなど非伝統市場向けの実績を上げている。中には医薬品製造用の特定病原体不在(SPF)鶏卵を対日輸出する企業もある。

ビジネス短信 4a53f7ac91050

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