卸売物価が前年同期比で33年ぶりのマイナスに−前年のエネルギー価格急騰の反動−

(インド)

ニューデリー発

2009年06月23日

6月第1週の卸売物価が33年ぶりに下落に転じた。しかし、これは前年同期に資源価格が急騰したことの反動で、実体経済への影響はほとんどないとみられている。一方、低下が進む燃料や製造品の価格とは対照的に、食料品価格だけは政府の価格介入や天候不順などの影響から独歩高となっている。

ビジネス短信 4a40410c30958

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。