消費者物価の下落続く−原油、政策など上昇圧力は強まる−

(タイ)

バンコク発

2009年06月12日

商務省によると、5月の消費者物価上昇率は前年同月比でマイナス3.3%となった。4月のマイナス0.9%から下落幅が拡大している。費目別にみると、住居・家具、交通・通信、教育無料化政策の実施による教育・娯楽の物価下落が全体の低下をもたらしている。一方で、種々の物価上昇圧力がみられることから、先行き物価の低下が定着する可能性は低い。

ビジネス短信 4a3096bfe8aa8

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