広東省、大気汚染評価システムの改善を検討−微小粒子などスモッグ関連指標を追加−

(中国)

広州発

2009年03月27日

「広州日報」紙などによると、広東省環境保護局は、光化学スモッグ発生物質や光化学反応で生成された有害物質や微粒子が空気中を漂う「スモッグ」(煙霧)の発生を評価する必要性から、現行の大気環境評価指標に新たな指標を加えることを検討している。広東省の大気環境は「優良」とされるが、現行評価方式ではスモッグ汚染が反映されず、総合的な大気の評価になっていないことが指摘されている。広州市は10年11月に開催予定のアジア大会に向け、大気汚染の改善が急務で、大気汚染の評価指標の充実が必須となっている。

ビジネス短信 49cc2821ea600

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