スーパーから消えつつある中国製品−中国製品の波及によるアジア各国市場への影響(6)−
ホーチミン発
2009年02月26日
ホーチミン市のスーパーマーケットに限れば、中国製品は消えつつあるようにみえる。中国の主要輸出品である農産物、加工食品、プラスチック製品、縫製品などは、いずれも地元の主要生産品でもある。古くからの「嫌中感情」に加え、メラミン事件をきっかけに高まった中国製品に対する不信感や、政府の「国産品愛用運動」により、ホーチミン市民は中国製品よりも国産品を購入するようになってきている。
ビジネス短信 49a4d3f15e7b8