IPOが姿を消し、資金調達難は深刻−08年第4四半期の米国バイオ産業の景況−
ニューヨーク発
2009年02月25日
2008年第4四半期(10〜12月)に国内の株式市場は、深刻な景気後退の影響を受け、激しい変動をみせた。多くの国内バイオ企業も株価を下げたが、ほかの産業分野と比べれば緩やかな下落だった。他方、資金調達額では、ベンチャーキャピタル(VC)投資以外は、前年同期に比べ大幅に低下しており、多くのバイオ企業が深刻な資金難に悩まされている。また、経営環境の急激な悪化から、リストラに踏み切るバイオ企業も急増している。
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