経営悪化企業への支援を要望−マレーシア日本人商工会議所が緊急提言(1)−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2009年02月12日

世界的な景気後退で、進出日系企業を取り巻く経済情勢が厳しくなってきた。外需依存型の製造業(特に電気電子)を中心に、受注が大幅に減少して稼働率が30%程度になった企業も多い。中小企業を中心に資金繰りが悪化し、固定費・変動費の削減も自助努力による対応の限界を超え始めた。何らかの支援の手を打たなければ、従業員の解雇、最悪の場合は倒産に至る瀬戸際であるとの認識から、マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)は、マレーシア政府に日系企業の要望として緊急提言を1月29日に提出した。その内容を2回に分けて報告する。

ビジネス短信 498aa0908f8e0

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