カリフォルニアで燃料用ジャトロファの商業化研究開始
ロサンゼルス発
2009年01月27日
カリフォルニアで、熱帯性の燃料用作物、ジャトロファ(ナンヨウアブラギリ)の商業生産についての研究が開始された。ジャトロファの種子は油脂含有率が非常に高く、バイオディーゼル原料としての価値が高い。カリフォルニア大学デービス校の研究陣が先導する試験栽培によると、メキシコ国境に近いインペリアルバレーが理想的な栽培条件に恵まれており、単位面積当たり高収量も期待できる。しかし、カリフォルニアでの商業化実現には、収穫作業の機械化が必須で、この方面の研究が今後の課題とされている。
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