政策金利、0.75ポイント引き下げ2.5%に
クアラルンプール発
2009年01月26日
中央銀行は、1月21日の金融政策委員会で政策金利(OPR)を0.75ポイント引き下げ、2.50%にすると発表した。2008年11月に続いて2回連続の利下げ。前回は、政策金利を0.25ポイント引き下げ3.25%に決定、金融危機の影響が長引く場合はさらなる利下げに踏み切ることを示唆していたことから、年明け第1回目の金融政策委員会が注目されていた。11月の利下げ以降も、国内金融機関は融資に慎重な姿勢を続けており、中小企業を中心に貸し渋りの傾向がみられ、自動車販売などのローン審査も厳格化している。
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