回復は10年にずれ込むリスク高まる−2009年の経済見通し−
ニューヨーク発
米国経済は2007年12月から景気後退入りしている。投資銀行大手リーマン・ブラザーズの破綻に端を発する9月中旬以降の金融危機は、景気後退の長期化、深刻化を決定的なものにした。エコノミストの平均的な見方では、08年第3四半期から09年第2四半期まで4四半期連続のマイナス成長が続いた後、プラス成長に復帰するとみられている(08年12月10日時点)。仮に経済がこの見通しに沿って推移したとしても、景気後退の期間は戦後最長の16ヵ月を超え、少なくとも18ヵ月に達することになる。
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