予備登録は200万件を超える−REACH予備登録期間の終了と今後の対応(1)−

(EU)

ヘルシンキ発・欧州課

2008年12月15日

EUの新化学物質規則(REACH)の予備登録期間が12月1日で終了した。予備登録件数は当初の予想を大幅に上回り、200万件を超えた。予備登録をした企業は本登録までの猶予期間が得られるが、予備登録をしなかった企業は一部を除き、EU域内での生産・輸入ができなくなる。今後は本登録に向けて、物質情報交換フォーラム(SIEF)で企業間のやり取りが行われる。今後のスケジュール、日本企業の対応状況などについて5回に分けて報告する。第1回は、予備登録の状況と今後のスケジュールを説明する。

ビジネス短信 49422b8552850

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