通貨レアルは下げ止まらず−米国金融危機の影響−

(ブラジル)

サンパウロ発

2008年10月14日

世界的な金融不安の広がりを受け、株価も通貨レアルも大幅安が続いている。輸入品の値上がりによるインフレが懸念されているが、食料品の値上がりが止まったことなどから、9月の前月比物価上昇率は8月を下回った。為替変動による生産活動への影響はあるとみられるが、中央銀行などは2008年の5%台の成長は可能とみている。

ビジネス短信 48eee49ca2d78

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。