世界の政治・経済日程(2008年10〜12月)
国際経済研究課
2008年10月01日
10月3〜8日に行われる第17回国際エイズ会議は、ラテンアメリカ・カリブ海諸国では初めての開催となる。同会議では、科学者や政治家などの関係者が参集し、最新の研究発表やHIV/AIDSへの取り組み課題についての議論が行われる。
OPEC(イラクを除く12ヵ国)の8月の原油生産量は、前月の日量3,012万バレルから約5,000バレル減少し3,012万バレルとなった。イランの8月の生産量が前月の日量392万バレルから同396万バレルへと増加したが、サウジアラビアが前月の日量952万バレルから同947万バレルに減少したことなどの影響で、全体では微減となった。
OPECの市場月報によると、世界経済の停滞から需要が減退し、8月のバスケット価格は前月比で18.81ドル減の112.41ドルとなった。市場では、中国の輸入水準が低かったことに加え、OPECの高い輸出水準が市場の緊張を緩和させた。バスケット価格は9月に入っても下降を続け、9月16日には一度86.27ドルまで下がった。なお、9月29日時点では94.09ドルと、9月9日以来100ドル以下の水準で推移している。
<10月>
10月3〜8日第17回国際エイズ会議(メキシコ市)
10月6日IAEA理事会(ウィーン)
10月6〜10日第7回ASEAN+3環境相会議(ハノイ)
10月6〜10日東アジアサミット環境相会議(ハノイ)
10月9〜10日NATO国防相会議(ブタペスト)
10月10〜13日IMF・世界銀行年次総会(ワシントン)
10月14〜15日WTO一般理事会(ジュネーブ)
10月24日第150回OPEC臨時総会(オーストリア・ウィーン)
10月24〜25日第7回アジア欧州会合(ASEM)首脳会議(北京)
<11月>
11月5日〜6日第15回APEC財務相会議(ペルー・トゥルヒーリョ)
11月10〜14日地球環境ファシリティ(GEF)評議会(ワシントン)
11月19〜20日第20回APEC閣僚会議(ペルー・リマ)
11月22〜23日第16回APEC首脳会議(リマ)
11月27〜28日IAEA理事会(ウィーン)
11月中第14回ASEAN交通相会議(マニラ)
<12月>
12月2〜4日第3回ASEAN「災害リスク低減」に関する閣僚会議(クアラルンプール)
12月1〜12日国連気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)(ポーランド・ポズナン)
12月17日第151回OPEC臨時総会(アルジェリア・オラン)
12月18〜19日WTO一般理事会(ジュネーブ)
(世界)
ビジネス短信 48e1f3c72ee00