08年第2四半期は内需減退でマイナス成長

(ドイツ)

デュッセルドルフ発

2008年08月27日

2008年第2四半期の実質GDP成長率は内需と輸出がともに後退したため、04年第3四半期以来のマイナスを記録した。景気後退期入りはないとする見方がなお大勢ではあるが、ifo経済研究所の8月の景況感指数が予想を上回る低下となったため、景気後退期入りへの懸念が広がり始めた。経済界は、財政出動や改革に逆行する内容の景気対策を警戒している。

ビジネス短信 48b4e48777283

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