生の唐辛子からサルモネラ菌発見−感染源複数の可能性も−
ニューヨーク発
2008年07月25日
2008年4月以降、全米で発生しているサルモネラ菌による食中毒に関し、食品医薬品局(FDA)は、生の唐辛子(ハラペーニョ・ペッパー)から、患者から検出されたものと同型の菌が発見されたと発表した。それに伴い、生のハラペーニョ・ペッパーを食べないよう警告が出され、サンプルが採取された流通業者はハラペーニョ・ペッパーの回収に乗り出した。ただし、感染経路は最終的には特定されておらず、当初の「被疑者」であったトマトを含むその他の食品についても引き続き調査が続いており、食品業界に波紋が広がっている。
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