帰化承認の厳格化は国民投票で否決−国民党の案に反対−

(スイス)

ジュネーブ発

2008年06月09日

国籍取得の承認方法をより厳格化するという国民党の案は、6月1日の国民投票の結果、63.8%の反対で否決された。年間約5万人が帰化する現状で、むやみに帰化を承認することは社会問題となるという主張に対し、連邦政府や議会は、帰化承認は客観的に処理されるべきものだと反対、社会党も(住民投票などによる)自治体レベルの承認は越権行為であると反対してきた。

ビジネス短信 484c7d418e859

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