ES細胞の輸入規制緩和へ−幹細胞法の改正法案を可決−
ベルリン発
2008年04月18日
連邦議会は4月12日、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)の研究に関する規制を緩和する改正幹細胞法案を可決した。現行の幹細胞法では、生命倫理上の配慮から国内でのES細胞の培養を禁止し、研究価値の高いプロジェクトに限り、2002年1月1日以前に国外で作製されたES細胞の輸入を認めていた。改正法が施行されると07年5月1日以前に作製されたES細胞の輸入が認められることになる。
ビジネス短信 48080d03a4c57