大豆高騰でタフとテンペが食卓から消えた−政府は21日から大豆の輸入関税を一時停止−

(インドネシア)

ジャカルタ発

2008年01月23日

インドネシアの食卓に欠かせないタフ(豆腐)とテンペ(大豆発酵食品)が首都圏の商店や屋台から一時的に消える騒ぎが起きた。これは、大豆の価格高騰で苦境に立たされた製造業者・販売業者が、政府に価格安定を求めて営業を中止するストライキを行ったからだ。政府は事態を重く受け止め、輸入関税を一時停止した。しかし、世界市場での価格高騰を受け、大豆の国内自給体制の確立など抜本的な対策を求める声が高まっている。

ビジネス短信 4796cdbf11887

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