電気・電子に回復の兆し、中国との貿易は拡大−07年1〜9月の貿易動向−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2007年12月26日

2007年1〜9月の貿易総額は前年同期に比べ1.8%の微増となった。主力輸出品目である電気・電子は、回復の兆しが見られるものの中盤までの外需の減退が響き、マイナス成長となっている。一方、価格高騰が続くパーム原油は32.5%の大幅な増加。輸出相手先では米国、シンガポールが減少したものの、中国向けが20.7%増と好調だった。輸入相手先では日本が依然として第1位だが、第2位の中国が追い上げており、輸入に占めるシェアはほとんど同じになった。

ビジネス短信 4771c3e92e538

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