ドイツ鉄道（DB）のスト、ようやく終息へ

賃上げを要求して2007年春から断続的に行われてきたドイツ鉄道（DB）のストライキはようやく終息に向かっている。DBとドイツ機関士労働組合（GDL）の両トップが12月4日の協議で合意に達したもようで、GDLが終結を宣言した。しかし、GDLが12月19日に予定されていたDBのほかの組合との協議をキャンセルするなど、細部の調整にはまだ時間がかかる見込みだ。このストで、東ドイツ地域では貨物列車のほぼ全線がまひするなど、経済に深刻な影響が出ていた。