経済連携協定、08年1月発効へ

マレーシアとパキスタンは11月8日、2国間の緊密化経済連携協定（MPCEPA）に署名した。物品貿易の関税の段階的撤廃・削減ほか、サービス、投資の条件緩和や重点分野での協力などを実施していく。中でも、サービス業でイスラム金融の新規ライセンス付与、観光や建設分野での協力などが盛り込まれているのが特徴である。物品については、中長期的にみてマレーシアからパキスタンへの機械や化学品などの輸出が拡大すると期待されている。