アジアによる経済圏形成を目指す−東アジアの広域経済圏の行方(3)−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2007年10月19日

アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)に対するスタンスは、ASEANの中でも微妙に異なるようだ。FTAAPは今後、米国がAPEC議長国になる2011年を見据え、進展する可能性もあるが、マレーシアはFTAAPに伴う国内制度改革の義務付けには強く反対している。また、「ASEAN+3(日中韓)」が参加する東アジア自由貿易協定(EAFTA)がより現実的とみている。

ビジネス短信 471815259e006

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