順調なベトナムとの合弁ゴム事業−焼畑防止、貧困削減にも貢献−
ホーチミン発
2007年10月16日
南部ボロベン高原のふもとに、総面積1万ヘクタールの広大なゴム農園がある。ベトナム政府とラオス政府との協力案件で、総資本金2,600万ドルをベトナムの国営企業ゴム総公社(現ベトナムゴム産業グループ)が出資し、ラオス政府は土地だけを提供している。現在、植林3年目のゴムの木が2年後の収穫を待っている。ゴムの収益はすべてベトナムの国営企業のものになるが、ラオス政府にとっても焼畑防止、貧困削減、農民の意識改革など得るものが大きい事業である。
ビジネス短信 4712cdec3c025