ASEAN市場視野に高付加価値品など誘致−鉄鋼産業の現状−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2007年06月29日

国内の鉄鋼業は、大きく分けてワイヤー、棒鋼などの条鋼類と薄板や厚板などの鋼板に分けられる。条鋼類は、建設用を中心に地場メーカーが一定程度生産している。鋼板は、材料の多くを輸入に頼っているが、地場ミルの設立で熱延・冷延鋼板の一部は現地調達が可能になった。鉄鋼業の輸入・投資は、地場企業が存在するため一部の製品で参入が難しい分野とされるが、政府は、ASEAN市場も視野に入れた高付加価値製品への投資やニッチな製品への投資に期待している。

ビジネス短信 46845fdc4aecc

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