オフショアリングの失業対策にはセーフティーネットが重要
ニューヨーク発・北米課
2007年03月01日
業務効率化やコスト削減などを目的に、プログラミングなどのソフトウエア開発業務をインドなど海外に移管する、いわゆるオフショアリング(offshoring)の動きが一般化している。しかし、ここ数ヵ月、議会周辺で自由貿易を制限するような動きも散見されるようになってきた。国際経済とインド経済を専門とする米コロンビア大学のアーヴィント・パナガリヤ教授に、オフショアリングの経済効果とそれから生じる雇用問題についてインタビューした。教授は、透明性のある手法で自由貿易の効用を説得していく重要性を強調、あわせて失業対策にはセーフティーネットの充実が必要だと述べた。
ビジネス短信 45e66275c1105