中東との経済関係が多角化

(シンガポール)

シンガポール発

2007年02月19日

中東地域と経済関係が近年急速に深まりつつある。政府は自由貿易協定(FTA)や投資保護協定など、ビジネス基盤の整備に向けた取り組みを進めている。シンガポール企業が中東でインフラや不動産開発などのプロジェクトを獲得するケースが増える一方、中東企業のシンガポール進出も見られるようになり、双方向のビジネスが拡大しつつある。中東地域を「商圏」に加え、シンガポールが持つゲートウエー機能を一段と強化しようという戦略だ。

ビジネス短信 45d933e795266

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