対米FTAで世論分かれる
クアラルンプール発
2007年02月05日
2月5日から対米自由貿易協定(FTA)第5回交渉が始まった。これまでの交渉で一定程度の進展があったとするものの、争点とされるサービス産業や政府調達などの分野でさらなる合意が必要とされる。医薬品の特許問題やサービス産業の自由化について反発が強いほか、米国下院議員が「マレーシアがイランとの電力事業を中止しない限り、FTA交渉は凍結すべき」と述べたことなどから、米国の交渉のやり方を非難する論調が増えている。
ビジネス短信 45c6b2cc00db8