地域統合に向けたイニシアチブ低下を懸念−南米共同体サミットでは意見が対立−
サンパウロ発
2006年12月13日
ルーラ大統領はブラジルを訪れたベネズエラのチャベス大統領、エクアドルのコレア次期大統領とそれぞれ会談し、インフラ、エネルギー分野での協力を進めていく方針を確認した。一方、ボリビアで開催された第2回南米共同体サミットでは、南米統合に向けた取り組みについて各国の意見が大きくくい違い、ブラジルが主導権を発揮しきれずにいる状況が浮き彫りになった。
ビジネス短信 457f7d9fe5afe