南東部では共和党が引き続き勝利、ただし「ブッシュ色」は薄まる−06年中間選挙−

(米国)

アトランタ発

2006年11月09日

中間選挙では長引くイラク戦争へのいら立ちや、選挙直前に発覚した共和党議員によるスキャンダルに対する嫌悪感を背景に、民主党が票を伸ばす中、南東部4州(ジョージア州、フロリダ州、サウスカロライナ州、アラバマ州)では、前回の中間選挙(2002年)、大統領選挙(04年)に引き続き、共和党が勝利した。しかし、知事戦では、共和党候補が選挙運動中にブッシュ大統領と距離を置く姿勢が目立つなど、ブッシュ政権信任の意味合いの強かった過去2回の選挙と比べ、「ブッシュ色」は薄まっている。

ビジネス短信 4552b3f29f300

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。