踊り場を迎えた06年上半期の対内直接投資(総論)−投資環境の変化が背景に−
北京発
2006年08月11日
2006年上半期(1〜6月)の対内直接投資は、実行ベースで前年同期比0.5%減となった。05年通年(0.5%減)に続く減少となり、伸び悩み傾向が顕在化している。特に上海市への投資は、コスト上昇に伴い製造業投資が低迷したこともあり低調だった。また、韓国、米国、台湾など主要な投資国・地域からの投資も前年同期と同様に減少した。05年に増加した日本の対中投資も減少に転じた。
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