輸出額増加の半面、物価の上昇を懸念−原油価格70ドル時代のアジア経済(4)−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2006年05月16日

原油価格上昇により、鉱物性資源の輸出額は増加しているが、一方では燃料価格への政府補助金支出の削減に伴うガソリン価格の値上げや、間接コスト上昇によって物価が上昇している。日系企業でも、物流会社が製造業への値上げを要求し始めるなど徐々に影響が出ている。また、リンギ高が進み、輸出企業を中心に影響が懸念される。

ビジネス短信 4469389f10e8c

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