USTR、知的財産権侵害で中ロを名指し批判−2006年版スペシャル301条報告−
ニューヨーク発
2006年05月08日
通商代表部(USTR)が4月28日発表した、海外各国の知的財産権侵害、保護状況を評価する2006年版のスペシャル301条報告書は、注目の中国に加え、業界団体からの要望の強かったロシアを名指しで批判している。ただし警戒水準は05年と同レベルに据え置かれた。違反企業名の指摘はないが、レビューの対象となった市場や地域名を具体的に挙げている点が新しい。東アジア諸国の知的財産権保護に向けた取り組みは一様に評価されている。
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