ヴァリグ航空、資金繰り悪化で運航に支障
サンパウロ発
2006年04月17日
ナショナル・フラッグとしてトップシェアを誇ってきたヴァリグ・ブラジル航空が深刻な経営危機に直面している。同社は2005年6月に新破産法の適用を受け経営再建中だったが、再建プロセスが遅れており、70億レアル以上(1ドル=2.1レアル)とされる負債を抱えて今年に入り資金繰りが急速に悪化している。空港利用料金や機体リース代の支払い遅延、機体の整備不良による便のキャンセルなどで運航に支障を来している。
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